84歳の映画狂が薦める黄金時代のオモシロ映画塾

映画は色々な世界を擬似体験させてくれるエンターテイメントだ!

ちょっとブレイクで…

こんにちは☺️

ここ最近雨続きですねぇ

と、云うことでちょっと自分の雨に纏わる思い出話を。

私は20年程前にブータン王国に仕事で行く機会が二年続いてありました。

それぞれ1ヶ月程滞在したように思います。

ブータン王国は首都のティンプーでも標高2000メートルはある高地にあり、地方には5000メートルを越える山もあり、車で移動するとその高低差で体調を崩すこともありました。
南国のような暖かい地域や京都のような古都、寒い高地などがあり日本を凝縮させたような国だと思います。

ある時ブータン人のドライバーの運転で5000メートルを越える高地に向かい走っていました。
因みにガードレールも無く、砂利道で土砂崩れも起きていて、対向車と横切る程の道幅もなく、下は谷底で、ルパン三世が走るようにぐにゃぐにゃ道で、埃が口に入るのでタオルを口元に巻き付けるような状態でした。

ブータン人は非常に動体視力がいいし、運転技術も素晴らしいと聞いていたので安心して助手席で寝ていましたが、日本に帰ってから実は結構車が谷底に落ちていると本かなにかで見聞きしてゾッとしたのを覚えています。

で、話を戻すと、高地に近付くにつれて雨も降り霧で前も見えない位でも車は進んでいたのですが、お腹が冷えて急にもよおしてしまいました。

ドライバーに止まってもらい、曲がり道の端の方に少しスペースがあったのでそこで人目にふれないように用を足していたのですが、そうするとどんどん身体が土の中に沈んでいくのです。
本当に有り得ない事が起こると、人ってすぐに状況が理解出来ないものですね。
結局首辺りまで沈んだように記憶してます。それでようやくハッとしてヤバイってなって暴れると更に沈むので一瞬冷静に考えて、丁度木の枝が伸びたのが近くにあったので必死に掴んで身体を引っ張り上げました。
もう土なのか自分が出したものなのかもわからないですよね(笑)
身体が半分程出た時に、片方の靴が脱げて土の中に埋まってる事に気が付き、何故かもう一度土に入り靴を救出しました。バカですねえ😅

そのあとは車に替えの服もあったので、ブータンの道の真ん中で真っ裸になって着替えましたとさ(笑)

そして実はブータンではもう一度土のなかに沈んだ経験が…😵

その経験の後、標高5000メートルにあるホテルに到着し、自転車を借りて散策をしていたんです。
ブータンの子供が自転車を珍しがって集まってきたので一人ずつ乗せてあげたらみんな喜んでくれて。
ブータンの子供は今では珍しい青い鼻水を垂らしていたのが素朴で可愛らしかったです。
そうすると、遠くに丘が見えて、そこにブータンの少女が三人程座っているのが見えたのでそこに向かって行ったのです。
少女達は学校で習ったという踊りをカセットで音を鳴らしながら踊ってくれました。
お礼を言って、丘から降りて平地に向かおうと湿地帯を自転車を押しながら歩いているとまたずずずって沈んでいったのです😃
ただその時はもうベテランですから☺️そこまで沈まず忍者のように沈みつつ前に歩いて脱出しました🎵

と、まあブータン王国での底無し沼体験でした☺️

国内外で、色んな活動をしてきたのもあり、中々面白い体験もしてきましたのでたまにブレイクで小話も挟んでいけたらと思います。

ではまた❗