第11回 「荒野の決闘」(1946年)
こんにちは☺️
我が家の桜は周りの桜の開花からはずれて今がまさしく満開に咲き誇っています🎵
一方でもう枯れたのかなと思っていた古木から新しい芽が出てきていて何か感動してしまいました。
諦めなければまだまだ新しい可能性が出てくることを体現してるなあ、と思います。
ではでは、映画塾始めていきましょう‼️
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戦後、ジョン.フォード監督の西部劇としては、「駅馬車」よりこちらを先に観た記憶が残っています。
中学生か、ひょっとしたら小学生だったかもしれません。まだ高校生にはなっていませんでした。
何だか暗い映画やなあ、というのが印象でした。
それから70年近くも経つわけですが、不思議なことに映画館の名前や、座席のよどんだ空気、色々なシーンの情景などは鮮明に憶えているのです。
そんな映画はほかにありません。
詩情あふれるトゥームストンの町の描写や、ワイアット.アープとドク.ホリディとの奇妙な友情や対立などは理解出来るはずもなく、また興味もありませんでした。
クライマックスのOK牧場の決闘だけがお目当てだったんてすね。
決闘自体の動きは良くわかりませんでしたが、ヴィクター.マチュア扮するホリディが銃弾に倒れた後、フェンスに残った白いハンカチだけは目に焼き付いています。
情けない話ですが、この映画の本当の価値は、ビデオで繰り返し観ることが出来る歳まで分からなかったわけです。
なんのことはない、「駅馬車」と同じですね。
決闘の場所となった町外れの馬囲い、字幕スーパーでは相変わらずOK牧場と呼ばれていますが、もうOKコラルでいいと思います。
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◎生徒からのコメント
OK牧場って良く聞いていたけど、この映画で初めてこういうことなのねって合点がいきました(笑)
これぞ西部劇というイメージ通りの映像。でもやっぱり何度も観ないとこの作品の本当の良さは私にはまだわからないですね。
かなり有名な作品なので期待してたのですが、全体的に暗いストーリーで途中寝てしまいました…⤵️
(84歳の映画狂が薦める黄金時代のオモシロ映画塾)
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